高槻市議会 2019-02-13
平成31年史跡整備等特別委員会( 2月13日)
3、
公園運営についてでございます。
(1)公園の
管理運営の
①指定管理者による
管理運営につきましては、
指定管理者に決定した
安満遺跡公園パートナーズが民間の
ノウハウ等を生かし、質の高い管理を行うとともに、魅力的な
イベントや
プログラムを提供してまいります。なお、
指定期間は平成31年3月23日から平成41年3月31日の10年間でございます。
次に、(2)
民間事業者による
施設運営でございます。
①一次
開園エリアの店舗について、「子どもの
遊び施設」及び「
レストラン&カフェ」が本年3月の
オープンに向けて事業者による整備が進められております。
ページ下段及び13ページの上段に、
完成イメージをそれぞれ掲載いたしております。
次に、②二次
開園エリアの
事業者選定といたしまして、本公園のにぎわいの創出や魅力向上を図るため、
歴史拠点施設の
レストラン及び
民間施設導入エリアの店舗を募集し、事業者を選定いたしました。
事業者名、
運営期間及び
店舗内容は、それぞれ資料に示すとおりでございます。
次に、14ページをごらんください。
(3)
オープニングイベントでございます。
本市のシンボルとなる
安満遺跡公園の
オープンを記念し、
記念式典を開催するとともに、多くの来園者が楽しめる
オープニングイベントを開催いたします。
開催概要といたしましては、日時は平成31年3月23日、9時から
記念式典を行い、10時から16時まで
イベントを開催いたします。
企画内容といたしましては、
ステージイベントや
安満人倶楽部による
体験プログラム、フード・
物販ブースなどさまざまな企画を予定いたしております。
また、
イベントのPRとして、
市ホームページや広報誌、ポスター、チラシのほか、表のとおりさまざまな広告媒体を活用したPRを行ってまいります。
次に、15ページをごらんください。
(4)その他の取組の①「樹木の
寄付プロジェクト」につきましては、平成30年3月から植樹の寄附を募集しており、現在128件の寄附を受け付け、一次
開園エリアに寄附樹木の一部を植栽する予定でございます。
また、②「あまいこいベンチ」寄付の募集につきましては、一次
開園エリアに設置する「あまいこいベンチ」を募集したところ、目標数の40基を超える52基を受け付け、現在ベンチを製作いたしております。引き続き、二次
開園エリアに設置するベンチとして、第2期分を募集しております。
特別委員会資料の説明は、以上でございます。
なお、
参考資料1として、
安満遺跡公園オープニングイベントの
パンフレット、
参考資料2として、「あまいこいベンチ」寄付の募集第2期の
パンフレットをお配りいたしております。
以上で、案件、
安満遺跡公園等の整備についての説明を終わります。ご審査、よろしくお願い申し上げます。
○(
宮田委員長) 説明は終わりました。
それでは、ただいまから質疑に入ります。
○(
出町委員) 1点だけ質問します。
公園のちょうど
中央部分に道路が通っています。今でも市民の
生活道路として車や歩行者、バイク、自転車などたくさんの利用があります。公園が開園されれば道路の利用がもっとふえることも考えられるし、また公園を利用する人も多い中で危ないという声も出ています。
この道路の危険性については、今までも何度も話が出てきたということですが、開園を迎えるに当たって、この
公園道路の整備について、現在考えられていることがあればお答えください。
以上です。
○(
藤井安満遺跡公園整備室副主幹) 公園内の市道の安全対策についてですが、
警察等関係機関と協議し、自動車の進入を抑制するために
必要最小限の幅員とするほか、スピードを抑制するために園路との交差部においてハンプを設置するなどの対策を行う予定です。
また、高槻駅高垣線との交差部については、舗装の色を区分するなど、視覚的にも自動車の進入を抑制するような
道路形態とする予定でございます。
○(
出町委員) 2問目、要望ですけども、一次開園のときはまだそんなに人も多くないと思いますが、
全面開園すると本当に休日や
イベント時、たくさんの方が利用されると思います。利用者や子どもさんたちにけがのないようにということで、状況を見ていろんな
取り組みを考えていただきたいということを述べて終わります。
○(
北岡委員) まず、資料2ページと3ページ、
市民参加の
取り組み内容なんですけども、3ページの中ほどに、「
あまマルシェグループ」を発足したということが書かれておりまして、これについて、まず4点伺います。
1点目、
マルシェとは、具体的にどういうものなんでしょうか。
2点目、屋台で物販などをするとも聞きましたが、具体的にはどの場所で、どういうものを売るんでしょうか。食べ物や飲み物なども販売するんでしょうか。
3点目、この
あまマルシェグループは、
市民活動組織安満人倶楽部の中に設けられるということですが、
マルシェを行う場合には場所代などはどれだけをどこに支払うんでしょうか。
4点目、この
あまマルシェグループに入らないと、
安満遺跡公園内で屋台を出店することはできないんでしょうか。この
あまマルシェグループ以外で屋台を出店する方法はあるのでしょうか、それぞれお答えください。
○(
鮫島安満遺跡公園整備室副主幹) ただいまのご質問の1点目についてですが、一般的に
マルシェとは、さまざまな出店者が数多く集まる市場のような
イベントです。
2点目についてですが、一次
開園エリアでは、
サンスター広場や
みち広場等で雑貨や飲食物などが販売されることを想定しています。
3点目につきましては、
安満人倶楽部が実施する
マルシェの使用料は免除となります。
4点目についてですが、一般の方は、1平方メートル当たり1日10円の単価で、
イベント面積分の使用料を
指定管理者に支払うことで
マルシェイベントを実施することができます。
以上でございます。
○(
北岡委員) 次に、7点伺います。
1点目、
マルシェの場所は常設なんでしょうか。1年中ずっと屋台の類いを設置して営業ができるということなんでしょうか、お答えください。
2点目、
マルシェの場所の全体の面積はどれだけなんでしょうか。また、
出店者1つにつき最大でどれだけの面積が認められるんでしょうか、それぞれお答えください。
3点目、出店者の審査についてはどのように行うんでしょうか。テキ屋の方々も出店できるんでしょうか、具体的にお答えください。
4点目、出店の場所はどのように決めるんでしょうか。くじ引きなどで決めるんでしょうか。
安満遺跡公園で
イベントが行われる場合には、
あまマルシェグループの出店が優遇されるんでしょうか、具体的にお答えください。
5点目、
安満人倶楽部が実施する
マルシェの使用料は免除されるということですが、なぜなんでしょうか、理由をお答えください。
6点目、
あまマルシェグループの
マルシェの収支に関しては、市に報告がされるんでしょうか。市が監査等行うんでしょうか、お答えください。
7点目、一般の方は、1平方メートル当たり1日10円を
指定管理者に支払うことで
マルシェイベントを実施することができるということですが、10円の根拠は何なんでしょうか。条例上の根拠があるんでしょうか、お答えください。
以上です。
○(
鮫島安満遺跡公園整備室副主幹) ただいまのご質問の1点目、2点目、3点目につきましては、
マルシェは臨時的な
イベントであり、実施日や場所、
使用面積、出店者の選定は
指定管理者と協議しながら主催者が企画されるものです。また、ご指摘のようなお店は出店できません。
4点目について、出店者の場所は、主催者が決定されるものです。また、
あまマルシェグループが主催者の場合は、みずから出店者を集めて実施されるものです。
5点目につきまして、
安満人倶楽部は市民とともに育て続ける
公園づくりのパートナーであり、
あまマルシェは地域の活性化に寄与する
イベントであるため、使用料を免除する考えです。
6点目につきまして、
あまマルシェの収支は、
指定管理者に報告していただくことになります。
7点目について、使用料については、
本市都市公園条例で位置づけられています。
以上でございます。
○(
北岡委員) 次に、6点伺います。
1点目、
マルシェは臨時的な
イベントだということですが、1年間に何回くらい行われるんでしょうか。
2点目、
マルシェは
指定管理者と協議しながら主催者が企画するということです。
マルシェの開催については
指定管理者が決定するんでしょうか。市は関与しないのでしょうか、具体的にお答えください。
3点目、
安満人倶楽部が実施する
マルシェは、地域の活性化に寄与する
イベントなので使用料は免除されるということですが、地域の活性化に寄与する
イベントとは具体的にどういうものなんでしょうか。また、どういった公益性があるんでしょうか、詳しく教えてください。
4点目、地域の活性化に寄与する
イベントであれば、
安満人倶楽部以外の団体の
イベントでも使用料が免除されるんでしょうか、お答えください。
5点目、
あまマルシェの収支は
指定管理者に報告されるということですが、それは市にも報告されるのでしょうか。市民も見ることができるんでしょうか、お答えください。
6点目、
あまマルシェの収益は誰の収益になるんでしょうか。出店者でしょうか、
安満人倶楽部でしょうか、具体的にお答えください。
以上です。
○(
鮫島安満遺跡公園整備室副主幹) 1点目につきまして、
あまマルシェグループでは年2回の実施を想定されており、その他の団体にも実施していただきたいと考えています。
2点目について、
指定管理者が許可を行いますが、必要に応じて市とも協議します。
3点目についてですが、
あまマルシェは市内の店舗を集めてその魅力を発信することで地域の活性化や高槻の魅力の再発見に寄与する公益的な
イベントであると考えています。
4点目につきましては、
イベント内容に応じて判断いたします。
5点目につきまして、公表はしませんが、必要に応じて市も確認を行います。
6点目につきまして、
あまマルシェは各店舗から出店料を徴収し、
イベント経費に充当するものであり、収益が出た場合は本公園での活動に充当されます。
以上でございます。
○(
北岡委員) 答弁をお聞きしても、
安満人倶楽部が実施する
マルシェの公益性というのが余りよくわかりません。具体的にお答えいただけなかったんで、わからないんですけども。
市内の店舗を集めてその
イベントを実施するということなんですが、屋台で物を売ってお金をもらうのであれば、普通は営利目的だというふうに考えますよね。それを、なぜかわからないんですけども、使用料を免除するということで、ちょっとそれはしっかりとそのあたりについては具体的に公益性を説明してもらうべきではないかなと思います。年2回ということで、常設ではないので恒常的にそうしたことをしないということなんですけども、そのあたりは、公益性についてはちゃんとしっかりと市のほうでも検討すべきじゃないかなと思います。
市民の皆さんにも平等な扱いになるように、そのあたりはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
次に、資料8ページ、
高槻子ども未来館についてです。
認定こども園の概要の
病児保育に、定員3~4名と書かれています。先日、現地へ視察に行ったときに、条例では3名までだけれども、部屋を仕切るということで4名まで
受け入れるという説明がありました。4名まで
受け入れても条例上は問題ないのでしょうか、お答えください。
○(
野谷保育幼稚園総務課長)
病児保育の定員を超過しての
受け入れについてでございますが、
待機児童解消のために通常に
保育所入所においても行っている
弾力入所と同様に、義務を課す、または権利を制限するといったことには当たらないため、問題はございません。
以上でございます。
○(
北岡委員) 次に、2点伺います。
1点目、
病児保育室の定員を超過しての
受け入れについては、
待機児童解消のために通常の
保育入所において行っている
弾力入所と同様だということです。その
弾力入所の根拠は、平成10年の保育所への入所の円滑化について、
厚労省児童家庭局保育課長通知が根拠だと考えてよいのでしょうか。それとも、別に根拠があるんでしょうか、具体的にお答えください。
2点目です。
病児保育室への
受け入れは、先着順なんでしょうか。5人目の申し込みがあった場合はどのように対応されるんでしょうか、お答えください。
以上です。
○(
野谷保育幼稚園総務課長) 1点目の根拠等に関してでございますが、平成10年の厚生労働省通知につきましては保育所の認可定員に関するものであり、ご質問の条例定員とは異なるものでございます。今回の
病児保育室の条例定員を超過して
受け入れることにつきましては、1問目でお答えしましたとおり、条例上の問題はございません。
それから、2点目の5人目の申し込みがあった場合の取り扱いについてでございますが、
病児保育室の
受け入れにつきましては、先着順で最大4名まで
受け入れる予定でございます。
以上でございます。
○(
北岡委員)
病児保育室の定員を超過しての
受け入れについての根拠に関しては、具体的にお答えがいただけませんでした。
改めてお聞きしますので、具体的な根拠をお答えください。
以上です。
○(
野谷保育幼稚園総務課長) 保育所等の入所定員に関する規定につきましては、
受け入れ限度を定めたものではないため、条例上問題ございません。
以上でございます。
○(
北岡委員) その具体的な根拠を改めてお聞きしましたが、ご答弁がなかったということで、そのあたり条例違反の可能性もなくはないのではないかなというふうに考えざるを得ません。できるだけ多くの病児を
受け入れていただきたいと思いますが、ちょっとそのあたりについてもう少し検討すべきではないかなと思います。
次に、資料9ページ、10ページの
周辺道路について、まず3点伺います。
1点目、高槻駅高垣線の
事業用地の
用地買収の取得率が、平成30年12月末現在で95%だということです。八丁西町交差点の東側にお住まいの方々や不動産を所有されている方々は、買収に応じてくださっているのでしょうか。その状況をお答えください。
また、買収に応じない場合、最終的にはいつ強制収用となるんでしょうか、お答えください。
2点目です。八丁西町交差点の東側には、右折レーンは設けられるんでしょうか。当初の計画とは違う形になるんでしょうか。資料には、交差点付近の詳細な道路の図面が示されていませんが、具体的にどうなるのか、わかりやすく教えてください。
また、幅員はどれだけ確保できるんでしょうか。当初の計画どおり15メートルを確保できるのでしょうか、お答えください。
3点目、交通量の予測もされていると聞いたのですが、山手緑町線の開通前後でそれぞれどれだけの交通量があると予測されているんでしょうか、お答えください。
以上です。
○(杉本道路課主査) まず、1点目の高槻駅高垣線の
用地買収についてですが、一部地権者の方からは事業協力をいただいており、残る地権者の皆様には引き続き丁寧な説明に努めながら任意で事業協力いただけるよう進めてまいります。
2点目の交差点東側の供用形態については、事業協力をいただいた幅員の中で円滑に供用できるよう、現在、交通管理者と協議を進めており、一次開園時は暫定供用を考えております。
3点目の予測交通量ですが、全線開通により約4,000台強を想定しております。
以上でございます。
○(
北岡委員) 次、2点伺います。
1点目、高槻駅高垣線の八丁西町交差点の東側の部分については、事前の説明では、当初の計画では右折レーンを設けるとしていたものの、買収が進まないので直進と右折が混在するレーンを設置するということでした。具体的に、左折や直進、右折の標示がどのように道路にされるのか、またそれぞれのレーンの幅員や長さはどうなるのか、わかりやすく教えてください。
また、それは暫定供用だということですが、今後はいつまでにどうする予定なのか、具体的にお答えください。
2点目です。幅員がどれだけ確保できるのか、当初の計画どおりに15メートルを確保できるのかという質問にはお答えがありませんでした。これについてはどうなんでしょうか、具体的にお答えください。
以上です。
○(杉本道路課主査) まず、1点目の交差点東側の車道につきましては、西行きは4.5メートル幅の中で、直進と左折及び右折の矢印標示をした複合レーンとなり、東行きは3メートル幅のレーンを設ける予定となっております。また、今後全ての
事業用地が取得でき次第、完成形での整備を行う予定です。
次に、2点目の道路幅員につきましては、15メートルを確保できている部分とできていない部分があります。
以上でございます。
○(
北岡委員) 次に、2点伺います。
1点目、交差点の東側の西行きのレーンは、幅4.5メートルの1つのレーンの中で直進と左折と右折の矢印を標示するということです。そこを右折して高槻インターチェンジに向かう車両も多いと思いますが、右折待ちの車両が交差点から連なっていても後続の車は直進や左折ができるのでしょうか。どのような状況になるのか、具体的にお答えください。
2点目、道路幅員については、15メートルを確保できている部分とできていない部分があるということです。高槻駅高垣線については、防災公園でもある
安満遺跡公園への避難路として15メートルの幅員が必要だと以前説明をされたかと思いますが、15メートルを確保しなくてもよいということなんでしょうか、お答えください。
以上です。
○(杉本道路課主査) まず、1点目の後続車の直進や左折につきましては、右折車両がある場合でも直進や左折車両が通過できるよう交通管理者と協議し、幅員4.5メートルの複合レーンとするものです。
2点目の道路幅員につきましては、2問目でもお答えしましたように、今後全ての
事業用地が取得でき次第、完成形で整備を行います。
以上でございます。
○(
北岡委員) 右折待ちの車が交差点から連なっても、直進や左折の車は通過できるということなんですが、そうすると右折レーンは必要がないということではないのでしょうか。
15メートルの幅員の必要性に関しても、
用地買収ができ次第、完成形にしたいというようなお答えだったと思いますが、そうすると15メートルの幅員の確保も必要がないということなんでしょうか。
この高槻駅高垣線の幅員の基準のおかしさについては、平成26年の12月議会でも取り上げたのでくどくど言いませんが、この15メートルの幅員を確保しなければならないというわけのわからない基準のために、老後の生活をとても不安にさせられた住民の方々もおられるわけです。その住民の方々のことをしっかりと考慮して対応していただきたいと思います。この件については、要望しておきます。
○(齊木道路課課長代理) 高槻駅高垣線の道路幅員につきましては、高槻市地域防災計画のみならず高槻市道路法施行条例などに基づきまして決定しており、計画幅員は適切であると考えておりますので、ご理解ください。
以上でございます。
○(
北岡委員) 地域防災計画に定められているということなんですけども、実際のところ、じゃ、この幅員15メートルを確保するために
用地買収に関しては最終的には強制収用するということなんですかね。その点についてはどうなんでしょうか、お答えください。
○(齊木道路課課長代理)
事業用地に関しましては、これからも丁寧な説明でご理解いただけるよう粘り強く
交渉していきますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○(
北岡委員) 計画では15メートルと定められているけども、
用地買収に関しては丁寧な説明をしていきますということで、強制収用までして確保するんだということはおっしゃられないわけですけれども、先ほど地域防災計画のお話が出ましたが、15メートルの幅員でなければ避難路として認めないんだ、そういう基準を以前おっしゃられたわけですけれども、そうすると
安満遺跡公園、防災公園でもあるわけですけども、そこを中心とした避難圏域もまた変わってくることになりますよね。そのあたりについては市としてはどうお考えなんでしょうか。お答えになられるんであればお願いします。
○(松永
危機管理室長) 広域避難のほうなんですけども、31年度から部分的に避難所として準広域、それから広域という形で、順序を踏んでこの整備に合わせて設定をしていくという形の計画になっております。避難所としてです。
以上でございます。
○(
北岡委員) 大阪府の基準では、本当は避難路の幅員は16メートル必要なんだと、そういうことになっていて、大阪府内高槻市ではそれを狭めた15メートルにするということで、それもおかしいんじゃないかというふうに以前も指摘させていただきましたけれども、実際、強制収用も明言されないわけですけども、やっぱりもう一度住民の皆さんのお気持ちも酌んだ上で、このあたりについては再検討して、実際のところ高槻駅高垣線は、八丁西町交差点の西側については幅員14メートルでもいいんだというふうになっていて、幅員についてはもう基準がめちゃくちゃになっている状態なんですけども、そういうこともありますし、ぜひとも住民の皆さんのことをおもんぱかって、これについては再検討していただきたいなと要望して、このことについては終わりたいと思います。
次に、資料12ページから13ページの
公園運営についてです。
民間施設導入エリアで、ペットサービスショップの店舗も運営されるということです。ということは、犬などのペットも公園内を散歩するということなんでしょうか。
その場合、子どもたちが遊んだりランナーが走ったりするエリアと重ならないんでしょうか、具体的にお答えください。
また、ペットのふんなどの後始末に関するマナーの啓発や衛生管理についてはどのようにされるんでしょうか、具体的にお答えください。
○(
鮫島安満遺跡公園整備室副主幹) 本公園では、園路等でのペットの散歩は可能です。ペットのマナーや衛生管理については、
指定管理者が意識啓発や清掃を行うとともに、
安満人倶楽部のペット
グループもマナー向上の啓発に努めていきます。
○(
北岡委員) 2点、伺います。
1点目、園路等でのペットの散歩は可能だということですが、園路以外にペットが散歩するエリアはどこなんでしょうか、具体的にお答えください。
また、それらのエリア以外へのペットの出入りを防ぐためにどのような対応をされるんでしょうか、お答えください。
2点目です。衛生管理については
指定管理者が清掃を行うということですが、1日に何回清掃するんでしょうか、具体的にお答えください。
以上です。
○(
鮫島安満遺跡公園整備室副主幹) 1点目につきまして、園路以外にペットが散歩できるエリアは、
サンスター広場やみち広場など舗装されている場所です。
また、ペットの立ち入りを防ぐために、立入禁止の看板を設置するなど、利用ルールについて周知します。
また、2点目につきましては、状況に応じて適宜清掃を行います。
以上でございます。
○(
北岡委員) 最後は意見だけにしますが、ペットが伸び伸びと散歩できる場所も必要だと思いますが、この
安満遺跡公園には
認定こども園とか子どもの
遊び施設などもありますし、小さい子どもたちもたくさん遊ばれることだと思います。そういうことを考えれば、衛生管理は非常に大事だと思いますので、しっかりとした
取り組みをお願いします。
以上です。
○(川口委員) 私からは、4点お伺いいたします。
まず1点目が、4ページです。
公園整備及び
関連事業です。この一番大きな地図ですけれども、
史跡事業のところのJR京都線に面している道路なんですけれども、ここは以前からも周辺住民の方々からも夜間の道路が暗いということで、街灯の設置の要望を聞いておりますし、担当課にもその声は届いていると思いますが、この道路に街路灯を設置する計画に関しての設置時期も含めて
スケジュールを教えてください。
○(
藤井安満遺跡公園整備室副主幹)
安満遺跡公園に隣接するJR沿いの街路灯につきましては、平成33年の二次開園に向けて取り組んでいる史跡工事において、当該道路部分の整備の際に設置する予定でございます。
○(川口委員) ちょっと先だなって話なんですけれども、現に今、夜間の不安であったりとか治安の面でも住民の方からも声が出ておりますので、なるべく早く設置していただきたいとお願いいたします。
次に、9ページ、
周辺道路についてです。
冒頭、
出町委員からもありました公園中央の市道ですね、安満八丁畷線ですが、今は暫定的な道路につけかえて整備を行っているところです。
もともと暫定道路になる前の状況よりも、通ったことがあれば皆さんご存じだと思うんですけども、大きな溝があって、そこには柵がなくって、今までにも転落した方がいるというふうにも聞いておりまして、そういった部分が今の暫定道路ではなくなっているんですけれども、JRアンダーから南向きに上がってきて、先ほどお話しした街路灯があるほうの道路に進む場合は、ほぼ180度JRに向かってターンしていくということで、今の暫定道路ではまたそちらのほうに向かうのは非常に危険であったり、そちらのほうからJRアンダーに向かう方々にとっても危険な部分があるので、今後、ここの安全対策についてどう整備を考えているのか、お聞かせください。
○(
藤井安満遺跡公園整備室副主幹) 公園中央の市道安満八丁畷線の整備につきましては、現在工事中であるため暫定的な迂回路として仮整備を行っておりますが、完成時には車両からの見通しに配慮しつつ、車両の流入抑制やスピード抑制対策を行い、公園利用者の安全にも配慮した道路として整備する予定でございます。
以上でございます。
○(川口委員) ぜひ利用者、
生活道路として使われている方の安全面、しっかりと取り組んでいただきたいとお願いいたします。
同じく、
周辺道路の高槻駅高垣線についてですが、セブンイレブン前から京大農場前の道路が、3月23日の
オープニングイベント前までには
双方向通行になるというふうに聞いております。
阪急沿いの京大農場の入り口から八丁畷交番に抜けていく一方通行なんですけども、その道路に関しては、道路自体を数メートルおきに、互い違いに微妙にずらすことによってスピードの抑制を図るということを実際に今、そういう道路にされているんですけれども、この双方向になる道路に関して高槻駅高垣線に関しては、車のスピード対策、私もほぼ毎日のように通っているんですけれども、非常にスピードが出るであろうなというふうに思われるのですが、このスピード対策をどう考えておられるのか、お答えください。
○(杉本道路課主査) お尋ねの高槻駅高垣線の
双方向通行による安全対策についてですが、交通管理者と協議を行い、事業協力をいただいた幅員の中で歩道と車道を分離するとともに、自転車専用レーンを車道部に設置することで、歩行者、自転車、自動車を分離し、安全確保を図ろうと考えているものでございます。
以上でございます。
○(川口委員) 歩行者、自転車、自動車が分離されることによって安全確保ができるんですけれども、これが分離されたことによって、より自動車に関してはスピードを出しやすくなるという考え方もできると思うので、ここの
双方向通行によるスピード抑制に関しては、ぜひ今後もしっかり注意していただいて、本当に死亡事故などが起こる危険性が非常に懸念されるところですので、その点はよろしくお願いいたします。
次に、14ページです。
オープニングイベントに関してですが、
安満遺跡公園が
オープニングイベント以降、一次開園が行われた後、多くの来園者が来られるということが想定されております。
今までも、プレ
イベントのときにも地元自治会、八丁畷自治会からですが、来園者の方が町内に入られるとか、ごみの問題であるとか、騒音の問題であるとか、今後も一次
オープン以降、そういった懸念があるというふうな声もお聞きしております。こういった来園者がしっかりと
公園周辺の住宅地内を通行することなく公園に来園できるよう、その点の誘導をどのように考えておられるのか、お答えください。
○(
藤井安満遺跡公園整備室副主幹)
安満遺跡公園への来園者の誘導についてですが、駅からの歩行者は医大前の歩道や松原公園内の園路を経由して、八丁西町交差点から本公園に至るルートで誘導する計画としています。この誘導ルートには、わかりやすい案内標識を設置し、本公園にスムーズに誘導することとしています。
なお、
イベント時などの、特に来園者が多いと想定される場合には、住宅地の出入り口付近への注意看板設置や誘導員の配置などを実施していきたいと考えています。
以上でございます。
○(川口委員) 本当に誘導員の方、
イベント時ということですが、状況に関してはある程度来園者がわかりやすい標識というのが本当にそれが機能しているかどうかという部分も含めて確認しながら、場合によっては、状況によっては案内標識の増設をするであったりとか誘導員もある程度常設、常駐を考えるとか、そういった部分もぜひ考えていただきたいと、人の流入以外にも安全面も含めて、
周辺道路のスピード対策も含めて、そこの部分にはぜひしっかりと対応・対策を行っていただきたいとお願いいたします。
以上です。
○(灰垣委員)
安満遺跡公園に関しましては、長年委員会等でも論議されてきた分があります。公園というのが、ある意味では箱物というか、そういう位置づけになるのかなと思うんですが、過去にも登呂遺跡の公園であったり、吉野ヶ里とかいうのをよく例に出されると思うんですが、来園者の方が本当寂しいかなというのが、今の実態じゃなかろうかと思っています。
そういった意味では、
安満遺跡公園というのは市民と協働でつくっていくという、ここが非常に私はポイントであろうと思っています。それなりの費用をかけて、これだけの
イベント、プロジェクトを遂行するわけですから、覚悟を持ってやっていただきたいということを冒頭に申し上げておきたいと思います。
その上で、ちょっと思いつきの質問で申しわけないんですけども、子ども未来館ですね、この
認定こども園で190名という大規模な施設になるんですが、高槻市も厚労省の基準でいくと4月時点では待機児童がゼロというのが、3年ですか、4年ですか、ちょっと記憶、今ないんで申しわけないんですが、続いているんだろうと思っています。ただ、10月の時点になると、待機児童が出たり、または潜在的な待機児童というふうに言われてる、そういった部分に幾らかこの190名定員ということで影響があるのか、ちょっと急なんで、もし細かい数字まで出なくても答えられるようでしたらお答えいただきたいなと。
それと、ちょっと小さな質問で恐縮なんですけれども、子ども未来館は開園時間とかが書いてあるんですが、ボーネルンドが運営する
パークセンター、そしてバルニバービが運営する
レストラン&カフェ、これらの営業時間というのも決まっているんでしょうか。
それと、今後本格的な全園開園に向けて、また2年ほどかけて動くわけですが、先ほど衛生的なお話もありましたけれども、防犯的な部分も、やはり夜間、これは公園は営業時間は基本的にはないんだろうと思います。何時から何時しか入れませんよということじゃないんだろうと思いますし、そういった意味では防犯的な対策というのを、今の時点でまだ考えられていないのかもしれませんが、今後必要になるんじゃないかなと、防犯・防災、防災公園でありながら防犯もどうかなというふうにちょっと感じましたので、お答えいただける範囲で結構ですので、お願いいたします。
○(
野谷保育幼稚園総務課長) 私からは、高槻
認定こども園の
待機児童解消効果についてお答えいたします。
高槻
認定こども園につきましては、高槻保育所の移転整備とあわせて行うものでありまして、高槻保育所が現在90名定員となってございます。これに対して190名定員のうち、いわゆる保育所児童で呼ばれる2号・3号子どもの
受け入れ定員枠は125名ということでございまして、35名分の
待機児童解消効果があるものでございます。
この件につきましては、以上でございます。
○(松本
安満遺跡公園整備室長) 本公園の民間店舗の営業時間に関するお尋ねでございますが、まずボーネルンドの子どもの
遊び施設につきましては、現在10時から19時までを予定されております。また、バルニバービの
レストラン&カフェにつきましては、11時から23時までを予定されているところでございます。ただ、現在もそれぞれの事業者のほうがこの営業時間についてはご検討のほうをされているところでございます。
次に、本公園の防犯対策についてでございますが、本公園につきましては先ほどご質問でもございましたように、24時間この公園については使用できるような形になりますので、夜間の防犯対策といたしましては、防犯カメラを数台ここの場所については設置をさせていただいているというふうなことと、警察のほうとも協議を行いまして、この場所については重点パトロール地区として位置づけをお願いいたしまして、安全・安心のまちづくりに寄与するような形で考えているところでございます。
以上でございます。
○(灰垣委員) 子ども未来館が35名の解消、数字の上ではそういうことで聞きました。
子ども保健センターもこちらに来るということです。また、3階には
子育て支援人材育成施設ということで、今後、少子化の中でそういった子どもたち、また社会的には虐待、痛ましい事件があったりしていますけれども、子どもの健全な育成のためにしっかりとした拠点づくりを職員の皆さんが先頭に立って頑張っていただきたいなというふうにお願いをしておきます。
それから、状況次第では多少そういった時間帯なんかが変わってくるのかもしれませんけれども、これも記憶の範囲なんですが、大阪城公園の電車をおりた、新たに
レストラン街が――街と言うんでしょうか、できて、結構活性化しているというふうな記事も目にしたと思うんですが、そういったことも含めて、いろいろ研究、検討していただいて、冒頭に言ったように、閑散とするようなことがないような
公園づくりをお願いしたいと思っています。その上では、そういった公園内で事件が起こるようなことがないように、そういう防犯の部分もしっかりと検討していっていただきたいなというふうに、これは本当に市民の皆さんがこの公園に対してすごい期待をされているという前提での私の発言ですので、それをわきまえていただいてお願いしたいなと、よろしくお願いを申し上げて終わります。
以上です。
○(
宮田委員長) 質疑は尽きたようです。
ここで、各委員にお諮りします。
今期の市議会議員の任期が本年4月末をもって満了するため、きょうまでの審査経過の概要については、来る3月定例会で報告を行うことになっておりますが、この委員会報告書の作成については、委員長にご一任願いたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
宮田委員長) 異議なしと認めます。
したがって、委員会報告書は委員長が作成します。
それでは、任期最後の委員会ですので、正副委員長として一言ご挨拶を申し上げます。
各委員におかれましては、昨年5月以来、本特別委員会に付託されました審査事件につきまして、鋭意、慎重にご審査を賜り、おかげをもちまして無事任務を果たすことができました。ここに正副委員長として、皆様に厚くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
以上で、本委員会を散会します。
〔午後 1時55分 散会〕
委 員 長...